1987-08-27 第109回国会 参議院 大蔵委員会 第3号
○塩出啓典君 次に、日銀の副総裁にお越しをいただいておるわけでありますが、新聞紙上等をずっと拝見しておりますと、日銀といたしましても、景気は秋口から自律拡大の方向に行くんではないかと。一方、マネーサプライが三カ月二けた増である。あるいはまた、東京等においては建設資材等を中心に非常に値上がりをしておる。そういう点から、やはりインフレに対する警戒をしていかなければならない。
○塩出啓典君 次に、日銀の副総裁にお越しをいただいておるわけでありますが、新聞紙上等をずっと拝見しておりますと、日銀といたしましても、景気は秋口から自律拡大の方向に行くんではないかと。一方、マネーサプライが三カ月二けた増である。あるいはまた、東京等においては建設資材等を中心に非常に値上がりをしておる。そういう点から、やはりインフレに対する警戒をしていかなければならない。
このように、わが国が好況を持続している理由は、公共投資を中心に景気浮揚を図り、厳しい財政事情のもとで国民生活を守ることを基本とした政府・自由民主党の財政政策により、民需による自律拡大経済に移行したこと、企業の減量経営、体質改善により、原油高その他内外経済環境への対応力を増したこと、国民が精励努力を怠らなかったことが挙げられるのであります。